会見で質問に答えるソ・ジソブ=13日、ソウル(聯合ニュース)
会見で質問に答えるソ・ジソブ=13日、ソウル(聯合ニュース)
韓中合作映画『ソフィーの恋愛マニュアル』の韓国封切りを今月20日に控え、ソウル市内のホテルで13日に記者懇談会が行われた。主演のソ・ジソブは「中国での撮影は新しい経験だった」と振り返った。

ソ・ジソブ の最新ニュースまとめ

 重いイメージを捨てやや軽めの作品に出演したいと考え、ロマンティックコメディを選択したというソ・ジソブ。プレイボーイの医師、ジェフを演じた。映画は結婚を2か月後に控え心変わりしたジェフの気持ちを取り戻そうとするソフィー(チャン・ツィイー)の姿を描くコメディーだ。

 韓中合作ながら、監督から俳優までスタッフのほとんどが中国サイドで、実質的な海外進出作といえる。ソ・ジソブが海外スタッフと作業したのは、日本映画『ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌』に続き、これが2作目だ。

 3か月間におよぶ中国での撮影では、中国語に苦労した。言語疎通の問題があったせいか、演じる上での自分なりの解釈の幅があまり広くなかったと話す。また、「ぼくの行動ひとつひとつが韓国俳優のイメージを作り上げるのだと思う。気をつけて行動しようと努力している」といい、そうした部分で少しストレスを受けたようだと打ち明けた。

 作品では、チャン・ツィイーとファン・ビンビンという2人の美女と共演した。チャン・ツィイーについては「明るくとても可愛らしい人。ソフィーの性格と似ていると思う」と紹介し、ファン・ビンビンについてはカリスマがあると評した。2人とも瞬発力がよく、すぐに感情移入できるすばらしい女優だと賞賛した。

 今後は、年齢相応の役が演じられる俳優になりたいという。俳優はしわがある方がいいと語りながら、「もっと年を取ったら、(しわ改善の)ボトックス注射なんかもするかもしれませんが」と笑わせた。ハリウッド進出に関しては、「自分が行きたいと言えば行けるものではない。自然に海外作品に出演していれば、チャンスが来るものでは」と話した。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0