【ソウル10日聯合ニュース】韓国とオーストラリアは9日にキャンベルで政策協議会を開き、気候変動とグリーン成長の分野で協力を強化することに合意した。
 外交通商部が10日に明らかにしたところによると、協議会には李容濬(イ・ヨンジュン)次官補とゴスパー外務次官が出席し、このほかにエネルギー・資源協力、農畜産物の輸出入、防衛産業輸出など、両国の懸案全般を話し合った。韓豪自由貿易協定(FTA)推進現況も確認し、朝鮮半島情勢をはじめとする域内安保などに対しても意見を交わした。
 李次官補は主要20カ国・地域(G20)体制強化に向けた両国協調の重要性を強化する一方、2010年麗水国際博覧会への参加を早期に決定するよう要請した。ワーキングホリデーを利用する韓国人への関心と支援も求めたという。
 外交通商部関係者はこの政策協議会について、3月の李明博(イ・ミョンバク)大統領のオーストラリ国賓訪問で築かれた実質協力を土台に、3年ぶりに開かれたものだと説明した。

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