Rain(ピ)「新人育て、師の思い理解できた」

韓国の俳優で歌手のRain（ピ）が9、10両日、ソウル・オリンピック公園体操競技場で3度目のアジアツアー＜レジェンド・オブ・レイニズム＞のソウル公演を行った。
　
この公演では、初めてプロデュースした男性5人組グループ、＜MBLAQ（エムブラック）＞がデビュー初舞台を踏んだ。自分のデビューのときより緊張したという。彼らの初舞台を見届けた後、自分を育てたプロデューサー、パク・チニョンのことを思い出し、電話をかけ、こんな気持ちでいたのかと尋ねたのだという。「今ようやく、チニョンさんの気持ちが分かりました」と語った。

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＜MBLAQ＞の構想とトレーニングには2年を要した。歌、ダンス、ラップなどそれぞれアピールできる才能があり、デビュー当時の自分よりずっと実力があると、期待をかけている。MBLAQは“Music　Boys　Live　in　Absolute　Quality”の略、絶対的資質の歌う少年たちという意味だ。メンバーには、女性グループ＜2NE1（トゥエニーワン）＞のメンバー、サンドラ・パクの弟チョンドゥン、タレントのコ・ウナの弟で、Rainの所属事務所ジェイチューンエンターテインメント代表の二男のミル、Rainの初のハリウッド主演作『ニンジャ・アサシン』でRainの子ども時代を演じたイジュンも含まれる。

Rainは11～12月、主に海外で過ごす予定だ。『ニンジャ・アサシン』の世界ロードショーが11月26日に決まり、同月11日の米ワシントンを皮切りに、各地域を回るプレミアイベントなどのスケジュールが組まれた。12月に予定されていたアジアツアー香港公演は、11月28、29日に前倒しする計画だ。現在は、『ニンジャ・アサシン』の事前プロモーションのため、ヘアスタイルなどビジュアル面について制作会社と話し合っている。

「激しく残忍なアクションシーンが多いので、“18歳以上観覧可”等級になりました。今考えても、撮影にはとても苦労しました。撮影を終えたら格闘技に進出しようかとも思ったくらいで…（笑）」

年末まで映画と公演のスケジュールをこなした後、来年初めにはドラマに出演する予定だ。深刻でない軽めのジャンルの作品になりそうだという。