キム・ヨナ、エキシビジョンでもパリっ子を魅了

【パリ18日聯合ニュース】女子フィギュアスケートのキム・ヨナが、今一度パリを大きく沸かせた。
　仏パリのベルシー体育館で18日（韓国時間）午後、2009～2010シーズンGPシリーズ第1戦・フランス杯のエキシビジョンが行われた。女子シングルで優勝を飾ったキムがエキシビジョンのトリで登場すると、会場を埋め尽くしたファンは大きな歓声を上げ、女王のステージを期待を込めて見守った。
　強いドラムのビートとともに流れ始めたのはポップシンガー、リアーナの「Don’t　stop　the　music」。キムは指先の動きひとつまでエネルギーを感じさせる強烈なダンスを繰り広げ、ノリの良い音楽に観客の拍手も大きくなると、軽やかにダブルアクセルとトリプルサルコを立て続けに飛んだ。セクシーな肩の動き、魅力的な手の動きでファンの目を釘付けにしたまま、フィニッシュは早いスピンで演技をまとめた。一部の観客は立ち上がって拍手を送り、リンクには次々とプレゼントが投げ込まれた。
　アンコールに応え、キムは今季のショートプログラム（SP）、映画「007」シリーズのテーマ曲のうち主人公登場のギター演奏に乗って、動きの早いステップとスピンのコンビネーションを披露した。
　キムは19日にトレーニング先のカナダ・トロントに移動、11月の第5戦・スケートアメリカ（米レークプラシッド）に備える。