【ソウル24日聯合ニュース】知識経済部は24日、済州道で開催された第9回韓国・モンゴル資源協力委員会で、両国間の資源開発事業の一環としてモンゴルで炭層メタン(CBM)パイロット事業を推進することに合意したと明らかにした。
 合意に基づき、韓国ガス公社がモンゴルでCBM探査・掘削事業を進め、事業の成果が良い場合はCBMを原料とするクリーンエネルギーのジメチルエーテル(DME)を生産し、モンゴルに供給する計画だ。DMEは物性が液化天然ガス(LPG)と似通っており、大量生産する場合はLPGより供給価格が安くなると予想されている。
 委員会ではまた、韓国側がことし1月に投資提案書を提出したモンゴル・タバントルゴイ有煙炭鉱開発プロジェクトに、韓国の企業連合が参加できるよう協力を要請した。この炭鉱には14億3000万トンの石炭が埋蔵されている。
 このほか、韓国鉱害管理公団が、昨年締結した鉱害防止および環境復元事業に関する了解覚書(MOU)に基づきモンゴル全域の鉱害実態調査を実施した後、モンゴル鉱山開発事業に参画する意向を伝えた。
 一方、モンゴル側は大型鉱山開発プロジェクトを紹介し、韓国企業の積極的な参加を要請した。

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