キム・ヨナ、GPファイナル優勝も「競技は不満足」

【東京5日聯合ニュース】「満足のいく競技ではなかったが、1位になりグランプリ（GP）シリーズをきちんと終えられて気分がいい」――。フィギュアスケートのGPファイナルで逆転優勝を果たしたキム・ヨナが、競技後のインタビューで競技に不満足なようすをみせた。
　キム・ヨナは5日午後に日本・東京の代々木第一体育館で行われたGPファイナルの女子フリーに出場、計188．86点で優勝を飾った。前日のショートプログラムでは3回転フリップに失敗し、納得のいかない判定までが重なり2位に甘んじ、フリーでもジャンプを2回失敗したものの、その他では安定した演技を見せた。
　最初の課題だった3回転ルッツと3回転トゥループのコンビネーションで、2回目のジャンプが2回転トゥループになったことについては、「ジャンプの際に体が前に傾く感じがした。着地後にミスをしないよう2回転トゥループで処理した」と説明した。続けて、「ミスがあったが補完すべき点をきちんと知り、改善していくチャンスになると思う」と締めくくり競技場を後にした。

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