サムスン経済研究所は16日、「2009年10大ヒット商品」アンケート調査の結果を発表した。調査は同研究所ウェブサイトの会員1万1538人を対象に、53の候補商品の中から10商品ずつ選択する方法で行われた。
その結果、最高ヒット商品にはマッコリが選ばれた。庶民が飲む安い酒と認識されてきたマッコリだが、値段が手ごろな上に健康と美容にも良いという点が注目を浴び、さまざまな商品と市場を創出し、国内外でブームを巻き起こした。
2位に入ったのは、新型インフルエンザ関連商品。新型インフルエンザの影響で衛生と健康に対する意識が高まり、マスクや手指洗浄剤だけでなく、紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)、ビタミン剤など免疫力向上に良いことで知られる製品も特需の恩恵にあずかった。空気清浄器やホームスクーリング関連の商品も人気を集めた。
3位はフィギュアスケートのキム・ヨナ選手で、サービス・その他分野では1位に選ばれている。今季は出場した5大会すべてを制覇し、広告やアクセサリー、アルバムなど多くのヒット商品を生み出した。
4~10位は液晶テレビ、スマートフォン、ドラマ「善徳女王」、芸能界のガールズグループ、徒歩体験観光、庶民向け公共賃貸・分譲住宅、KTのブロードバンド「QOOK」の順だった。
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