【ソウル4日聯合ニュース】日本イベント企画会社のトーガシが韓流関連イベントを行う韓国企業の韓流エキスポと元エキスポ組織委員長を相手取り、損害賠償を求めていた問題で、ソウル中央地裁は4日、トーガシに1億ウォン(約円800万円)ずつ、計2億ウォンを支払うよう命じる原告一部勝訴の判決を下したと明らかにした。
 トーガシは、韓流エキスポが韓国の有名俳優・歌手が出演する韓流イベント「フェイス・イン・ジャパン」を東京で行うことを骨子に2007年に業務協定を締結したが、ペ・ヨンジュンさんら大物スターの出演が白紙化すると、損害の賠償を求め訴訟を起こした。
 裁判所は、「元組織委員長がイベントにペさんの出演が確定したとうそをつくなど、トーガシ側をだましてイベント費用を出させた責任が認められる」と判決の背景を説明した。また、韓流エキスポはトーガシとの提携に基づきイベント損益の6割について責任を負うとしており、損失額のうちトーガシの請求分だけ賠償すべきだと指摘した。

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