YGエンタ自社ビル完工　ことし練習生発掘に注力

SE7EN（セブン）、GUMMY（コミ）、＜BIG BANG（ビッグバン）＞、＜2NE1（トゥエニーワン）＞らが所属する大手音楽プロダクションの＜YGエンターテインメント＞が、新築した自社ビルに移るにあたり、覚悟を新たにしている。
　
新社屋はソウル・麻浦区に7階建てで完工、今月末に全社員が移る。同社のヤン・ヒョンソク代表は5日、聯合ニュースの電話取材に対し、「初心に戻り、仕事に打ち込む覚悟」と述べた。

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ヤン代表は人気グループ＜ソテジワアイドゥル＞のメンバーとして活動していたが、1996年にグループ解散、翌年にプロダクションを立ち上げた。ビルの地下の1室を事務所に、ヤン代表も含めスタッフ3人でスタートした会社は、少しずつ所属アーティストが増え、事務所は2年でワンフロアに広がった。レッスン室も別の建物に設けたが、アーティストと社員が別々のために作業はスムーズでない部分もあった。しかし、「これからは全員がひとところに集まることになり、一生懸命働く意欲が高まる」という。会社立ち上げから12年で、家賃払いの生活を終えることになる。
　
移転が終われば、SE7EN、GUMMY、＜BIG BANG＞、＜2NE1＞のCDを国内で順次リリースする。ヤン代表は、昨年日本で大活躍を見せた＜BIG BANG＞への期待が大きいとした。
　
しかしことし、YGエンタにはとってはそれ以上の大きな目標がある。＜BIG BANG＞のG－DRAGONとSOLが小学生で練習生として入ってきたように、有望な練習生を幼いうちに発掘することだ。自社ビル建設も、才能あるアーティストを育てるための基盤作りだと強調した。