表彰台に立ち、うれし涙をこぼすキム・ヨナ=25日、バンクーバー(聯合ニュース)
表彰台に立ち、うれし涙をこぼすキム・ヨナ=25日、バンクーバー(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪の女子フィギュアスケートで歴代最高点(228.56点)をマークし、堂々たる金メダルに輝いたキム・ヨナは、競技を終え「本当に信じられない」と喜びをあらわにした。
 25日、フリー競技の直後にSBSと行ったインタビューで、キムは「今でも優勝が信じられない。準備していたものをすべて見せ、うれしくて自分にもこんな日が来たということに実感がわかない」と、感激に堪えないようすを見せた。
 フリーの競技後に涙を見せたことについては、「たくさんの選手が競技の後に涙を流すのを見て、どんな感じなのかと思っていた。わたしはきょうの競技が終わって初めて泣いたが、理由はよくわからない。とてもうれしくて、すべてが終わったという気持ちだった」と振り返った。
 常にそばで面倒を見てくれた母親のパク・ミヒさんと、韓国から駆けつけた父親のキム・ヒョンソクさんが、客席でなく通路で競技を見守っていたと聞くと、「オリンピックという夢に向かって走ってきた。これまで父は韓国で競技を見守ってくれたが、きょうは直接観戦している場所で良いことをやり遂げられてうれしい。両親に本当に感謝する」と述べた。
 いつもよりプレッシャーが大きくなかったかとの問いには、「いつもよりプレッシャーはなかった。オリンピックなので心を空っぽにした。うまく乗り越え、何よりも練習を完ぺきにできたおかげで金メダルを取れた」と答え、オーサーコーチをはじめとする自身の専門担当チームに功を譲った。

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