会見のようす。中央がアカモン社長、左端がラベル副社長=10日、ソウル(聯合ニュース)
会見のようす。中央がアカモン社長、左端がラベル副社長=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】GM大宇は10日、大宇自動車販売との事業関係終了を正式に発表した。販売・マーケティングを担当するラベル副社長が、ソウル市内のホテルで記者懇談会を開いて明らかにした。攻撃的な販売目標達成に向けた方法について悩んだ結果、従来とは異なる方法で進むべきだとの結論を下したと説明した。
 これまで大宇自動車販売が運営してきた代理店には、当面、直接契約を結び車両を供給する。追って同地域の総販売を担当する事業者を探す方針だ。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー」ブランド導入問題に関しては、アカモン社長が「すでに決定を下した」と明らかにした。まず労働組合と職員が決定内容を共有した後、5月中、遅くとも8週間以内に発表するとした。労組の理解が必要だとの言及は、シボレー導入の可能性が大きいことを示唆している。
 ことしの事業計画としては▼黒字達成▼「マティス」LPG(液化石油ガス)モデル、マニュアルモデルを含む準大型セダン、スポーツ多目的車(SUV)の新車3モデル発売▼国内市場2けたシェア達成▼総販売台数を昨年比20%増大▼海外市場へ半組立含む160万台輸出▼継続的な品質改善維持努力――を掲げた。
 債権団の韓国産業銀行に新たな資金支援を要請する計画があるかとの質問には、追加支援は必要ないと答えた。流動性次元での債務現況は昨年末に比べ大幅に改善されており、現在、流動性は大変堅固だと説明した。
 あわせて新車開発にはエコロジー技術を積極的に適用し、来年には国内初のハイブリッドモデルを発売する計画だと明らかにした。

LPG の最新ニュースまとめ


Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0