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昨年度より売り上げ増加 “大侵攻”強まる
SE7EN(セブン)が先月1日、インターネット上で発表したデジタルシングル『Crazy』が、ネティズン(インターネットユーザー)の間で大人気となり、オンライン音楽市場の中興期を予告している。
オンライン音楽市場が、CDに代表されるオフライン音盤市場を急速に押さえ込んでいる。音源使用料などの問題で遅々として進まなかったオンライン市場は、最近、一部の歌手が競争力のあるデジタルシングルアルバムを出し、成功するなど、オフライン市場の規模を本格的に縮小させる勢いだ。大手モバイル通信会社が、オンライン音楽サイトに既に数百億ウォン(約数十億円)を投資する計画であり、音盤市場の不況で苦戦中のミュージシャンたちも、インターネットに軌道を変えており、“オンライン音楽ファイルのCD侵攻”は一層強まる見通しだ。
オンライン音楽市場は、毎年爆発的な成長を見せ、遂には昨年のオフライン市場の規模を追い越した。韓国音楽産業協会によると、オンライン市場は去る2000年から売上の規模が毎年倍ぐらいに伸びており、昨年は1,850億ウォン(約185億円)を記録、年毎に縮小していくオフライン市場の1,833億ウォンを凌駕した。オンライン市場はしかし、著作権の問題がなかなか解決されておらず、オフラインに“完勝”はできず、“成長潜在力はある”と評価されてきた。
こうした状況の中、歌手SE7ENのデジタルシングルが、オンライン音楽市場の活況に火をつけた。去る1日、ファンケーキ(www.funcake.com)で公開された『Crazy』は、発売後3日で20万曲以上のダウンロード(1回約80円)を記録、その人気は進行中である。ソテジ・ワ・アイドゥル(Seo Taiji&Boys)の元メンバー、イ・ジュノも近いうちにチョ・グァヌとデュエットで歌ったデジタルシングル『My Song』をインターネットサイトで公開し、来年に後続曲も同じような形で発売する予定。CD業界のある関係者は「相対的に制作費がかからず、ネティズンが手軽に、早くアクセスできるデジタルアルバムに興味を持つ制作者が多い」と、歌手たちの“インターネット大集合”が続くものと予想している。
オンライン音楽市場が“儲かる”という認識が広まると、歌手(所属事務所)とインターネット音楽サイトの間で“直取引”も頻繁に行われている。歌手が音楽サイトと独占契約を結び、デジタルで新曲を発表するという形式である。この過程で、オフライン市場の絶対強者であったレコード会社が、完全に排除されたり後回しになったりする奇現象も起こっている。特に最近は音楽サイトが“音楽ファンド”を組織し、歌手のアルバム制作に直接投資し、一定期間独占サービス件を持つなど、音源確保のための接戦を繰り広げている。去る10日オーディオドットコム(www.ohdio.com)で公開されたイ・ソラの6thアルバムがこのような形を取ったごく最近の例である。
専門家たちは当分はオン・オフライン音楽市場が共存するだろうが、著作権問題が合理的に解決されるなら、オンライン市場に重点を置く歌手と製作者が増えるものと予測している。
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