上昇率は、1月に3.1%と昨年4月以降9か月ぶりに3%台にはね上がったが、2月には2.7%と再び2%台に鈍化し、先月は2%台前半の安定水準を回復した。
3月の消費者物価は、前月比では0.3%上昇した。
食料品などの生活物価指数は前年同月比2.9%、前月比では0.6%、それぞれ上昇した。魚や青果などで構成する生鮮食品指数は前年同月比8.7%、前月比4.6%の上昇と、高い上昇率をみせた。農産物と石油類を除いた指数は前年同月比1.5%、前月比0.1%の上昇。
前年同月比の上昇幅を部門別に見ると、石油類や繊維製品などが上昇し工業製品が3.0%上がった。サービス部門は1.8%上昇し、このうち公共サービスが1.4%、個人サービスが2.2%、家賃が1.6%、それぞれ上がった。
品目別では、農畜水産物のうちハクサイ(104.3%)、国産牛肉(20.8%)、ネギ(71.9%)、ジャガイモ(42.3%)、タチウオ(27.1%)の上昇率が高かった一方、コメ(マイナス10.5%)、豚肉(マイナス9.4%)、タマネギ(マイナス41.2%)は大きく下落した。
工業製品のうちでは、ガソリン(10.4%)、軽油(12.8%)、自動車用LPG(10.4%)、灯油(11.6%)、多目的乗用車(4.8%)などの価格上昇率が高かった。一方、金の指輪は4.4%、パソコン本体は24.4%、それぞれ下落した。
公共サービスでは、都市ガス料金(5.2%)、タクシー料金(11.1%)が大幅に上がった。個人サービスでは補習学習塾費(5.8%)、大学入試学習塾費(4.1%)、外食のサムギョプサル(豚バラ肉料理)(5.3%)、美容料金(3.7%)などの上昇が目立つ。伝貰(保証金を一括で納める住宅賃貸方式)は1.7%、月払い家賃は1.3%、それぞれ上昇した。
LPG の最新ニュースまとめ
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0