告別式には李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめ、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領、金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長、李容勲(イ・ヨンフン)大法院長(最高裁判所長官に相当)、閣僚、全軍指揮官、遺族2800人が出席した。
式は敬礼と黙とうで始まり、尊い命を国のためささげた将兵らの犠牲をたたえるための「花郎武功勲章」授与、金盛贊(キム・ソンチャン)海軍参謀総長の弔辞、沈没事故生存者のキム・ヒョンレ中士による追悼の辞朗読の順で進められた。
キム中士は追悼の辞で、「一度も想像したことのない衝撃と混乱で、われわれは真っ暗な海に落ちた」と事故当時を振り返り、「時間を取り戻せるならどれだけ良いだろうか。あなた方を『天安』の中に残して申し訳ない」と涙を流しながら戦友らの死を惜しんだ。
宗教儀式に続き、李大統領夫妻、金泰栄(キム・テヨン)国防部長官、遺族代表らによる献花と焼香、弔銃斉射が行われ、哀悼の汽笛が10秒間ならされた。
式終了後、海軍軍楽隊による合唱のなか葬列が出発した。護衛兵2人を先頭に英霊、遺影、位牌(いはい)、勲章、棺(ひつぎ)の順で、安保公園から軍港埠頭を経て海軍アパートに移動した。
犠牲将兵46人の遺体は同日午後3時ごろ、国立大田顕忠院に埋葬される予定だ。
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