李次官補は14日にワシントンで開催される韓米外務・国防次官級「2プラス2協議会」で、主要同盟懸案や朝鮮半島周辺情勢、地域的・世界的問題など主な関心事について幅広い意見交換を行う予定だ。協議会には韓国から李次官補のほか国防部のチャン・グァンイル国防政策室長が、米国からはキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)とグレグソン国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)が出席する。
キャンベル次官補は11日に中国を急きょ訪問し、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中結果や6カ国協議再開策など北東アジア情勢全般について協議したもようだ。このため、韓国哨戒艦「天安」沈没事故に対する今後の対応や6カ国協議再開をめぐり、李次官補とキャンベル次官補がどのような方向で調整を行っていくかが注目される。
外交当局者は、李次官補とキャンベル次官補が朝鮮半島周辺情勢を論議する過程で「天安」沈没事故についての協議が自然に行われるだろうが、事故原因調査の最終結果が発表されていないため、協議に進展がみられるとは予想していないと述べた。
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