会見するキム・ヨナ=31日、永宗島(聯合ニュース)
会見するキム・ヨナ=31日、永宗島(聯合ニュース)
【永宗島31日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪・フィギュアスケートの金メダリスト、キム・ヨナが故郷での2か月の休息を終え、再びトレーニング先のカナダ・トロントへ向かった。
 キムは31日、出国に先立ち仁川国際空港で記者会見し、「まだ引退という言葉を口にするときではないと思う。ずっと先を見るよりも、ひとまず今シーズンをどうするのか悩んでみるつもりだ」と述べた。引退というのはこれ以上競技に出ないことだが、今トロントに練習に向かうだけに、今後も選手生活を続けると明らかにした。
 また、これからはプレッシャーなく競技を楽しむことが目標になるとし、今後も氷上でさまざまなキャラクターを演じたいと意欲を示した。
 2010~2011シーズンのグランプリシリーズ出場申請書は国際スケート連盟(ISU)に提出済みだが、実際に出るかどうかはトロントに戻ってから考えるようだ。
 キムは「新しいシーズンが10~11月に始まるが、そのときまでグランプリシリーズに合わせ、以前と同じように準備をしていく。競技をきちんと行う準備ができたかどうかで出場・欠場が決まると思う」とコメントしている。
 一方、2014年のソチ冬季五輪を念頭に置いているかとの質問には、「まだそんなに遠くまで見通していない」と答えるにとどめた。

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