【ソウル3日聯合ニュース】第5回統一地方選挙の広域団体首長(市長・道知事)選は、3日午前の最終開票の結果、与党ハンナラ党がソウル市・京畿道と、「首都圏ビッグ3」のうち2か所で辛勝するなど苦戦を強いられた一方、最大野党民主党は仁川市をはじめとする8か所で勝利する躍進を見せた。
 ソウル市長選は予想とは異なり、現職のハンナラ党呉世勲(オ・セフン)候補が民主党の韓明淑(ハン・ミョンスク)候補と3日朝まで大接戦を繰り広げ、結果、呉候補が辛くも勝利した。ハンナラ党は、票田の慶尚南道と江原道、世宗特別自治市問題で注目を浴びた忠清圏をいずれも野党に明け渡し、6か所の勝利にとどまった。
 自由先進党は大田での1勝にとどまり、慶尚南道、済州道は無所属候補の勝利となった。
 首都圏ビッグ3、ソウル市長選は、ハンナラ党の呉候補(得票率47.5%)が民主党の韓候補(46.8%)を抑えた。京畿道知事選は、ハンナラ党の金文洙(キム・ムンス)候補(52・3%)が野党一本化の国民参与党柳時敏(ユ・シミン)候補(47.7%)に、仁川市長選は民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)候補(53.0%)がハンナラ党の安相洙(アン・サンス)候補(44.1%)に勝利した。

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