練習中の韓国代表(資料写真)=(聯合ニュース)
練習中の韓国代表(資料写真)=(聯合ニュース)
【ルステンブルク13日聯合ニュース】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会1次リーグ初戦ギリシャ戦を勝利で飾り快調なスタートを切った韓国代表が、ベースキャンプ地・ルステンブルクに戻り、オリンピア・パーク・スタジアムで回復練習に入った。アルゼンチンとの第2戦への準備を始動した。
 韓国代表メンバー23人は、軽いランニングで体をほぐした後、初戦に先発した11人は自主トレを開始。残る12人はフィジカルコーチの指導で、体力トレーニングで汗を流した。続いて6対6、5対5のミニゲームを3セット。この日の練習は明るい雰囲気のなかで進められ、1時間30分ほどで終了した。
 練習後、MF金南一(キム・ナムイル)は、初めてルステンブルクに到着したときよりも雰囲気が良くなり、選手たちの気分もコンディションも良いと伝えた。「アルゼンチン戦の心配がなくはないが、今までやってきた通りにやれば、良い結果が出せるはず」と、強豪との第2戦に意欲を示した。
 ギリシャ戦で目覚ましい活躍を見せたGK鄭成龍(チョン・ソンリョン)は「2002年韓日大会当時、自分は高校生だった。(同大会に出場したGK)李雲在(イ・ウンジェ)先輩のプレーを見て、いつか自分もあの場所に立つんだと夢を育ててきたが、実現できてうれしい」と語った。アルゼンチンは世界トップの選手がそろうチームだが、守備の組織力では韓国が勝る部分があるのではと自信をのぞかせ、「DF陣を信じてプレーすればいける」と、次戦の善戦を誓った。
 韓国は17日午後1時30分(韓国時間同日午後8時30分)、ヨハネスブルクのサッカー・シティ・スタジアムでアルゼンチンと対戦する。
 アルゼンチンは初戦でナイジェリアを1-0で下した強力な優勝候補だ。韓国はギリシャ戦では勝ち点を上げることが重要だったが、アルゼンチン戦では勝ち点を失わない試合運びとするため、異なる戦略が必要となる。重要課題は、まずFWメッシの動きをとらえることだ。MF朴智星(パク・チソン)を攻撃的MFに据え、「4-2-3-1」フォーメーションとすることが有力視される。 

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