訪韓中のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が同日、外交通商部に柳明桓(ユ・ミョンファン)長官を表敬訪問し、双方がこのような立場を再確認した。外交当局者が伝えた。
この席で、キャンベル次官補は「絶対的に敏感な時期に、韓米同盟は大変堅固だということを必ずや示したい」との考えを示した。事件に対応する韓国のリーダーシップに賛辞を贈ると述べるとともに、オバマ大統領は数度にわたり、難しいときに李明博(イ・ミョンバク)大統領が戦略的に状況を管理していることを高く評価していると伝えた。
また、韓米は「天安」沈没事件と関連し緊密に共助してきたが、今後も一分の隙もなく共同努力を継続していこうと提案。安保理対応については韓国の立場を全面的に支持すると強調した。
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キャンベル次官補は、千英宇(チョン・ヨンウ)第2次官とも会い、「天安」事件をめぐる国連安全保障理事会対応案などを集中的に協議した。
千次官は、韓米同盟において今は決定的な時期で、「同盟がいかによく作動しているか世界に示す機会だ」と強調した。その上で、「わたしたちの前に置かれている挑戦課題を解決するため、有益な論議があることを望む」と述べた。
これにキャンベル次官補も、「今が決定的な瞬間」だと応じた。韓米同盟は目前の挑戦にしっかり対応する準備が整っているという信頼を共有しており、「天安」事件のような悲劇を起こした北朝鮮の挑発に適切かつ責任ある対応を取るため、韓米はさまざまな分野で努力してきたと述べた。
この後キャンベル次官補は、青瓦台(大統領府)の金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席秘書官との会合、李容濬(イ・ヨンジュン)外交通商部次官補との昼食会合も控えている。ソウルでの全日程を終え、午後には次の訪問地・日本に向かう。
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