【ソウル1日聯合ニュース】統計庁が1日に明らかにしたところによると、6月の消費者物価は前年同月比2.6%上昇した。上昇率は、1月に3.1%と9か月ぶり3%台にはね上がったが、2月は2.7%、3月は2.3%、4月は2.6%、5月は2.7%と、5か月連続で2%台を維持し、安定をみせている。
 一方、前月比では0.2%下落した。前月比の上昇率は、1月が0.4%、2月が0.4%、3月が0.3%、4月が0.5%、5月が0.1%だった。
 指数のうち、魚や青果などの生鮮食品指数は、異常気温などの影響で前年同月比13.5%の高い上昇率をみせた。前月比では6.2%の下落。
 食料品などの生活物価指数は、前年同月比2.8%上昇した。前月比では0.4%の下落。農産物・石油類を除いた指数は、前年同月比1.7%、前月比0.2%上昇した。
 部門別では、石油類などの上昇で工業製品が前年同月比3.1%上がった。サービスは1.9%上昇し、うち公共サービスは1.2%、個人サービスと家賃はそれぞれ2.0%上がった。
 前年同月比の物価上昇率を品目別にみると、農畜水産物ではダイコン(75.4%)、トマト(40.4%)、マクワウリ(34.5%)、ニンニク(31.9%)、ハクサイ(30.8%)、スイカ(27.1%)などが大きく上がった一方、コメ(マイナス9.9%)などは下落した。
 工業製品は自動車用液化石油ガス(LPG)(26.7%)、金の指輪(22.4%)、灯油(10.9%)、軽油(8.2%)などが高く、コンピューター本体(マイナス21.4%)などは大幅に下落した。
 公共サービス部門は、都市ガス(5.3%)が上昇、移動電話通話料金(マイナス1.5%)は下落。個人サービスは幼稚園納入金(6.0%)、大学入試予備校授業料(4.8%)、補習塾授業費(4.4%)が上がった。伝貰(住宅賃貸の保証金)は2.2%、月払い家賃は1.4%、それぞれ上昇した。
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