【ソウル9日聯合ニュース】韓国とフランスは7日にパリで、第2回戦略対話を開催し、両国関係、朝鮮半島情勢や北東アジア情勢、アフガニスタン問題など主要懸案を協議した。外交通商部が9日に明らかにした。
 戦略対話には韓国側から外交通商部の李容濬(イ・ヨンジュン)次官補、フランス側からオディベール外務省戦略問題・安全保障・軍縮局長が代表として出席した。
 韓国側は海軍哨戒艦「天安」沈没事件と関連した北朝鮮糾弾声明を2回発表し、国連安全保障理事会で韓国の立場を積極的に支援したフランスを高く評価した。オディベール局長は、哨戒艦事件や北朝鮮核問題など朝鮮半島問題に対するフランス政府の強い支持と協調を重ねて表明した。
 韓国はことし、フランスは来年に、20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議長国をそれぞれ務める。そのため、両国は「21世紀包括的パートナー関係」を強固にし、主要国際懸案に関する協議と情報交流を一層活性化することで合意した。
 韓国とフランスが戦略対話を開催したのは2005年3月に続く2回目で、戦略対話定例化の基盤を構築したと評価された。

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