Rain(ピ)
Rain(ピ)
去る7月18日(日)さいたまスーパーアリーナにて、韓国歌手Rain(ピ)のライブツアー<RAIN “LOVE TOUR 2010”SAITAMA SUPER ARENA>が開催された。前日17日との2day公演2日目だ。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

オープニングを飾ったのはRainがプロデュースする人気アイドルグループ<MBLAQ(エムブラック)>。デビュー曲『Oh Yeah』と現在ヒット中の『Y』を披露し、Rain譲りのダンスでプロデューサーの公演に花を添えた。

そしてRainの登場、最新曲『HIP SONG』からスタートし序盤から観客をRainワールドに引き込んだ。Rain特有のパワフルなダンスでファンを乗せると、ファンも総立ちでそれに応えた。MCをほとんど行わないのがRainのスタイル。立て続けに激しくセクシーなパフォーマンスをし、汗だくになるRainに自然と釘付けになる。

『Runaway from the sun』、『Hand Shake』、『SAD TANGO』、『RAINISM』、『IT’s RAINING』、『Bad Guy』など、デビューから現在までのヒット曲を中心に23曲を熱唱した。自作曲『LOVE STORY』では、「芸能人であるために普通の恋愛ができない」という苦悩も吐露し、その言葉に涙ぐむファンの姿も見られた。

また『My Lady』では、会場から母娘をステージに上げセルフカメラで撮影しながら可愛らしく歌い上げた。ステージに上がった女の子がRainの存在を把握しきれていない様子を見て、「20年後、女の子が成長したときに僕のことがわかるよう、それまで頑張りたい」と新たな目標を見据え、会場からは拍手とともに大きな笑いが起こった。

Rainとしてデビューしてから8年。歌手としてヒット曲を続々と生み出し、俳優としてもドラマ主演を果たすなど韓国を代表するエンターテイナーに成長、その後も、アジアからハリウッド進出と数々の偉業を成し遂げてきたRain。常に挑戦し続ける彼の姿に勇気付けられた人も多いことだろう。夢を現実のものとし、まだまだ上を見続けるRainの、さまざまな思いが詰まった迫力あるライブステージとなった。

アンコールでは、Rainとともに四苦八苦してきた出演ダンサーとゴルフカートに乗り会場を一周するというサプライズ企画も実施され、「一人でも多くのファンに近くで会いたい」というRainの願いを叶えた。Zeppツアーから日本でのドラマ撮影と忙しいスケジュールをこなし、当日も高麗人参で力をつけたというRainだが、ファンと触れ合えるこの瞬間を思う存分、楽しんでいるように見えた。


Copyrights(C)wowkorea.jp 0