右からリュ・シウォン、ロティフル・スカイ、イ・サガン監督=21日、ソウル(聯合ニュース)
右からリュ・シウォン、ロティフル・スカイ、イ・サガン監督=21日、ソウル(聯合ニュース)
韓国人気俳優リュ・シウォンがプロデュースする女性歌手Rottyful Sky(ロティフル・スカイ)が、ソニーコリアの支援で3次元立体(3D)ミュージックビデオを製作した。

リュ・シウォン の最新ニュースまとめ

 リュ・シウォンとロティフル・スカイは21日にソウル市内のシネマコンプレックス(複合映画館)でショーケースを開き、デジタルシングル『ノーウェイ』の3Dミュージックビデオを初公開した。ソニーの技術と装備を動員して撮影した映像は、ロティフル・スカイのダンスやレーザーなど特殊効果を立体的に表現することに焦点を当てている。

 リュ・シウォンは、プロデューサー転身について「きのうでデビュー16年を迎えたが、事務所に所属せず10年間活動したことで自然に身に付いたマネージメントのノウハウを活用してみたかった」と話した。

 ロティフル・スカイは2001年にデビューした。以来9年間、クラブ公演などを中心に音楽活動を続けてきた。リュ・シウォンは、歌声に魅了され彼女を自身の初のプロデュース作に選んだという。音楽ジャンルからアルバムデザインにいたるまで関与した。

 ロティフル・スカイは、今までは他人を気にしてこなかったが、たくさんの人が自分のために働いてくれるようになり、プレッシャーと責任を感じていると打ち明けた。「今が本当に重要なチャンスだと思う」と、意欲を示した。

 演出を手がけたイ・サガン監督は、3D撮影は頭の中で空間を描かなくてはならないと、撮影時の苦労を語った。音楽が3D映像の与えるスピード感によく合っていると満足を示したが、テレビでは2D(二次元)編集バージョン放送することになるのが残念だと話した。

 一方、このショーケースは、ソニーコリアが3D対応液晶テレビ「ブラビアLX900シリーズ」の韓国内公式販売を同日に開始したことを記念し、同社3Dエンターテインメント技術を統合的に披露するため開催された。
 同社は「ソニーは、豊かな経験を通じ3Dコンテンツを理解し実現することのできる技術を統合的に有する唯一の3Dエンターテインメント専門企業」だとアピールした。



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