【ソウル30日聯合ニュース】江原道春川市が創設した世界最大規模のレジャースポーツの祭典、「第1回春川ワールドレジャー競技大会」(8月28~9月5日)では、世界52カ国から集まった1万5000人余りの選手が技を競う。大会は、今後2年ごとに開かれる予定だ。
 競技は国際大会9種目、国内大会6種目の15種目が行われる。国際大会は水上スキー、ウェイクボード、テンダンス(10種類のダンス)、スポーツクライミング、インラインスケートのマラソンとスラローム、アクションスポーツB3(インラインスケート・BMX・スケートボード)、パラグライダー、ビリヤード。
 このうち、国際水上スキー&ウェイクボード連盟(IWWF)ワールドカップ、国際ダンススポーツ連盟(IDSF)ワールドカップ・テンダンスチャンピオンシップ、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)ワールドカップは韓国初開催となる。
 IWWFワールドカップには、世界選手権で選抜されたトップレベルの水上スキー(世界ランキング男子12位以内・女子8位以内)、ウェイクボード(男子18位以内・女子11位以内)の選手が参加するとあり、関心が集まっている。
 人工壁を登るスポーツクライミングにも、難易度、スピードの2種目に30カ国・150人余りが参加する予定だ。テンダンスチャンピオンシップは、毎年1回開かれるダンススポーツ界で最も権威のある大会。このほか、ビリヤードの大会にもジャネット・リー(米国)や車由蘭(チャ・ユラム)、シャネル・ロレイン(米国)ら、世界的スターが出場する。
 国内大会は、インラインスケートをはじめ、スポーツフィッシング、模型飛行機、パラグライダー、B-Boy(ブレークダンス)、フットバレーの大会が開かれる。
 全国180チーム、1500人が参加するフットバレー大会は、過去最大規模というだけでなく、60代、女性、青少年の部もともに行われ、他の大会とは一線を画す。B-Boyチャンピオンシップでは、12チームがトロフィーをめぐりし烈なダンスバトルを繰り広げる。
 長距離飛行を競うパラグライダー大会、小・中・高校生と同好会会員1200人余りが出場する模型飛行機大会、「湖の都市」春川が誇る衣岩湖で行われるスポーツフィッシングが続く。
 競技大会を飾るイベントも多彩だ。1日3回行われる米フロリダ水上スキーショーのほか、インラインスケートスラロームのデモンストレーション(8月31日~9月2日)、パラグライダーのアクロバティックショーなどが観客を楽しませる。ケーブル水上スキー体験、水上レジャースポーツ体験など、夏の暑さを吹き飛ばす企画も準備される。
 組織委員会の孫殷男(ソン・ウンナム)委員長は、レベルの高い競技大会を観覧し、多彩な体験イベントを楽しみ、大会期間中に開催される春川の代表フェスティバル、ダッカルビ(鶏肉料理)・マッグクス(そば粉の冷麺)フェスティバルを訪れれば、見て、食べて、楽しめる、忘れられない思い出ができるだろうと話している。

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