開幕式は江原道・春川の松岩スポーツタウンで「星を撃つ」をテーマに華々しく開かれ、文化体育観光部の朴先奎(パク・ソンギュ)第2次官をはじめ国会議員、機関団体長、世界レジャー機関(WLO)会長ら関係者、38カ国の駐韓外交官、市民ら1万2000人余りが参加した。選手団入場、孫殷男(ソン・ウンナム)大会組織委員長による開会宣言のほか、WLO、春川市、子ども代表による「春川はレジャー都市だ」と題した象徴性宣布式も行われた。
李光濬(イ・グァンジュン)春川市長は、あいさつを通じ「今大会は、すべてのレジャー種目が一堂に会するレジャースポーツ第一の世界大会という大きな意味を持つ。これを機に、春川が世界最高のレジャー都市に踏み出すだろう」と期待を示した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領も「大会を通じ春川が世界の人々が訪れる国際観光都市として成長することを願っている。春川の人情と美しい自然とともに、良い思い出を作ってほしい」と、ビデオメッセージを寄せた。
開幕式後には、競技種目別のパフォーマンスに続き、ブラウンアイドガールズ、CNBLUE、F(X)(エフエックス)、SHINee(シャイニー)、MBLAQ(エムブラック)、チャン・ユンジョン、パク・ヒョンビンら人気歌手が出演する祝賀ステージ、花火大会なども開催された。
競技大会は初日、アクションスポーツB3(インラインスケート・BMX・スケートボード)、ダンススポーツ、インラインスケート・スラローム、スポーツクライミング、パラグライダーなど5つの国際種目とフットバレー国内大会の予選が行われた。
春川市、韓国余暇文化学会、WLOの共催で9月5日まで開催されるこの大会は、レジャー観光学術会議の「レジャー総会」と、15種目のレジャースポーツが繰り広げられる「競技大会」、レジャー産業の今と未来が一目で分かる「展示会」の3構成となっている。また、大会期間中は春川を代表するグルメ、マッククス(そば粉麺料理)・ダッカルビ(鶏肉のコチュジャン炒め)祭り、キャンピングフェスティバル、春川国際演劇祭など多彩な分科芸術・体験行事も開かれる。
競技大会には67カ国1万5000人余り、総会には40カ国3600人余り、大会全体では計76カ国1万8000人余りが参加する。競技大会は春川市が世界で初めて創設したもので、国際水上スキー&ウェイクボード連盟(IWWF)ワールドカップ(9月3~5日)、国際ダンススポーツ連盟(IDSF)チャンピオンシップ(8月28~30日)、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)ワールドカップ(8月28~30日)は、韓国初開催。このほか、インラインスケートのマラソン(9月3日)、スラローム(9月3~5日)、アクションスポーツB3(インラインスケート・BMX・スケートボード)(8月31~9月5日)、パラグライダー(8月28~29日、9月3~5日)、ビリヤード(8月30~9月1日)などが予定されている。国内大会としては、インラインスケート(8月30日~9月4日)、ブレイクダンス(9月5日)、フットバレー(8月28~29日)、スポーツフィッシング(9月5日)、パラグライダー(8月28~29日)、模型飛行機(9月4~5日)が開催される。
29日は第11回春川ワールドレジャー総会が江原大学で開かれ、ベストセラー作家のカール・オノレイ氏が講演する。総会は2日までの開催で、200のセッションで700余りの論文が発表される。
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