制作発表会の様子。左から、Rain(ピ)、イ・ナヨン、ダニエル・ヘニー=27日、ソウル(聯合ニュース)
制作発表会の様子。左から、Rain(ピ)、イ・ナヨン、ダニエル・ヘニー=27日、ソウル(聯合ニュース)
韓国で、29日にスタートするドラマKBS第2『逃亡者 PLAN B』の制作発表会が27日、ソウル市内で開かれた。

Rain(ピ) の最新ニュースまとめ

 ドラマは、アジアを背景に、朝鮮戦争の際に消えた天文学的な額の金塊を追う人々の物語で、大人気を博した時代劇『チュノ~推奴~』の脚本化チョン・ソンイル氏とプロデューサーのクァク・ジョンファン氏が再びタッグを組んだ話題作。3か月間、日本、中国、フィリピンなどで撮影が行われ、日本の上原多香子、竹中直人、香港のティ・ロンら、海外の有名俳優らも出演する。

 歌手兼俳優のRain(ピ)が主人公の探偵、智愚(ジウ)を演じる。Rainは智愚について、「最近のテレビや映画で見られないキャラクターだ」と紹介した。テレビドラマへの出演は2005年の「このろくでなしの愛」以降、5年ぶり。この5年間は映画『スピード・レーサー』『ニンジャ・アサシン』など海外の作品への出演に注力し、ワールドスターとしての地位を固めた。4月にはニューアルバムを発売し、歌手としての活動も活発に行った。

 ドラマで大きな割合を占めるアクション演技については、米国で映画を撮影した1年間、アクションばかりやっていたため難しい点はあまりなかったと振り返った。

 作品については「とてもいい予感がする。良い夢を見たので、ドラマのために宝くじを買った。視聴率が40%を超えたら夢の内容を公開する」と笑顔で語った。

 ヒロイン・眞異(ジニ)役のイ・ナヨンは2004年のドラマ『アイルランド』以降、6年ぶりのドラマ出演となる。親の死に関する真実を探るため、智愚に意図的に近づく眞異は智愚とだまし合う関係になるが、徐々に智愚に心を奪われる。

 イ・ナヨンは眞異について、「ドラマの登場人物の中で唯一、心に大きな傷を持っているが、悲しみに負けず、能動的に動く女性だ。直接問題を解決し、自分を保護するキャラクターで、積極的ながらも恋では女性らしい人物だ」と紹介した。 

 眞異を愛する船舶業界の富豪、Kai(カイ)は韓国系米国人俳優のダニエル・ヘニーが演じる。韓国ドラマへの出演は2006年の『春のワルツ』以降、4年ぶり。ヘニーは「ほとんどの男性が愛と仕事のうち一つだけを選ぼうとするが、Kaiは両方とも手に入れようとする。良い側面からみると欲張りで、尊敬できる人物だ」と話した。

 このほか、ユンソナが、眞異の暗殺を主導し、智愚も殺そうとする魔性の女、ファン・ミジン役で、イ・ジョンジンが智愚を追う警察外事課の捜査官、屠囚(トス)役で出演する。

 一方、ドラマを演出したクァク・ジョンファン氏は「特定のジャンルに縛られず、多様なジャンルが入っていてチャレンジしたい意欲が沸いた。新しい覚悟で『チュノ~推奴~』とはまったく違う魅力をお届けするため、努力している。毎回、予測が外れる楽しさを感じれるはずだ」と自信を示した。

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