金妍兒(右)とオプガード氏=(AP=聯合ニュース)
金妍兒(右)とオプガード氏=(AP=聯合ニュース)
【ロサンゼルス5日聯合ニュース】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストの金妍兒(キム・ヨナ)が5日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで会見し、米国人のピーター・オプガード氏を新コーチに選任したと明らかにした。
 オプガード氏は3度にわたりフィギュアスケートの全米選手権ペアで優勝した経歴を持ち、1987年の世界選手権と1988年のカルガリー冬季五輪ではジル・ワトソンと組んで銅メダルを獲得した。ミッシェル・クワンの個人練習リンクで、金も9月から練習を行っているイースト・ウェスト・アイスパレスにコーチとして所属している。夫人はミッシェル・クワンの姉のカレン氏。
 金は会見で、「オプガードコーチは落ち着いて選手を大切に指導してくれるという印象を受けた。精神的にも大きな力になりそうだ」と語った。来年3月の世界選手権出場を含め、今後の日程はコーチと相談しながら決めていくと明らかにした。
 オプガード氏は金について、訓練に臨む姿勢や、リンクの外でもいつも礼儀正しく、謙そんで皆に笑顔を見せる姿が印象に残ったと話した。
 マネジメント会社オール・ザット・スポーツによると、金は今月中旬からデービッド・ウィルソン氏と新しいショートプログラムの振り付け作業を始める予定だ。
 金はことし8月にカナダ人コーチのブライアン・オーサー氏と決別。練習の拠点もカナダのトロントからロサンゼルスに移していた。

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