ハン・ヒョジュ の最新ニュースまとめ
17歳でシチュエーションコメディ『ノンストップ5』でデビューして以来、ドラマ『春のワルツ』『空ほどに大地ほどに』『イルジメ(一枝梅)』や、映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー2』『走れ自転車』『天国への郵便配達人』などに相次ぎ出演し、キャリアを重ねてきた。昨年に最高視聴率52%を記録した「華麗なる遺産」に続き、ことしは視聴率30%を超えた大河時代劇『トンイ(同伊)』で、堂々とヒロインを演じきった。
ソウル・三清洞のカフェで20日に会ったハン・ヒョジュの顔には、ドラマの中の『トンイ』のように、笑顔が絶えなかった。トンイ人気でテレビコマーシャルの依頼が多く入るようになり、また、このドラマの撮影を通じ、何でも楽しみながらやり抜くことができるという自信感を得たという。トンイのおかげで「2つのボーナスをもらった」と話した。
『トンイ』の撮影は7か月間に及んだ。脚本が上がるのは撮影前ぎりぎりになることが多く、脚本を受け取った3時間後に撮影しなければならないこともあった。まだ演技力が足りないところも多く、毎週試験を受けているような気持ちで、いつも緊張していたと振り返る。しかし、その長い時間で学んだことも多い。「脚本の暗記力も良くなったし(笑)、瞬発力もつきましたよ」。
ドラマ序盤、自分に関するインターネット上の記事に書き込まれた悪質なコメントのためにスランプに陥っていたことも明かした。
「今振り返れば、本当にいろんなことがありました。演技力についての指摘もあったし、コメントに苦しみもしました。挫折してスランプも味わいましたが、その時の苦労が演技にプラスになったと思います。今はどんなことでもしっかりやれるという自信があります」。
ハン・ヒョジュが演じたトンイは、身分の低さを乗り越え、王の粛宗(チ・ジニ)の愛を一身に受ける。いつも前向き、明るさと強さでさまざまな苦難に打ち勝っていく。ハン・ヒョジュ自身は「あきらめるのが早くて弱いところがある」といい、トンイを演じながら代理満足を得たところもあるとか。暮らしの中で疲れた人たちに、ドラマを通じ勇気と満足を与えることができたという点でも、このドラマの持つ意味は大きいと考える。
長期に及ぶ撮影を支えてくれた監督や、共演のチ・ジニへの感謝の言葉も忘れない。撮影に入る前、監督が過去に手掛けたドラマの脚本を使い、両班の女性から貧しい女性までさまざまな役を演じる練習をした。おかげで監督を100%信じてついていこうと気持ちが固まり、良い結果を生むことができたと話した。チ・ジニについては、「相手役がリラックスして演技できるようサポートしてくれる俳優」と賞賛した。共演以来、自身の理想のタイプが「チ・ジニ先輩のように、ゆったりとしていて温かい人」になったという。
長い撮影を先週終えたばかりだが、「早く体力を回復させて、次の作品に挑戦したい」と、意欲的なハン・ヒョジュ。次回作は未定だが、長期間のドラマ2作品に出演したので、次は再び映画に挑みたいという。映画もドラマも少なくとも1年に1作品は残したい。「今の年齢で演じられる作品はすべて逃さずやってみたい」と、欲張りだ。
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