ことしのテーマは、詩人、高銀(コ・ウン)氏の連作詩を基にした。作品の構成に1980年の民主化運動(光州事件)の精神がうまく溶け込んだとの評価を受けた。このほか、市民参加型プロジェクト「万人譜プラス1」をはじめ、多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)や環境問題など多様なテーマのプロジェクトを通じ、さまざまな作品が展示された。
また、ポンピドー・センター、テート・モダン、アンディーウォホール美術館など世界的な美術館から作品を招待し、光州ビエンナーレと国際的な現代美術関連機関が連携する契機をつくった。
有料入場者も30万人を超え、前回の2008年より5%以上増えたと予想されている。ビエンナーレ展示館のほか光州市内の25か所の展示場の入場者まで含めると50万人に上ると、光州ビエンナーレ財団はみている。
同財団の李竜雨(イ・ヨンウ)常任副理事長は「光州ビエンナーレの国際的位置付けの向上は極限に達した。国際的ビエンナーレとして跳躍するためには国レベルの支援が切実だ」と強調した。
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