対象者は、民族問題研究所が発行した親日人名辞典に収録された独立有功者20人のうち、行政訴訟が進行中の金性洙(キム・ソンス)東亜日報設立者を除く19人。
「是日也放声大哭」と題した論説で第二次韓日協約(乙巳条約)を糾弾したことで知られる張志淵(チャン・ジヨン)は、1913年から1918年にかけ、朝鮮総督府の機関紙「毎日新報」に日本植民地政策を美化、奨励する文章を多数掲載したとの理由で叙勲取り消しが決まった。
尹致暎(ユン・チヨン)初代内務部長官は、毎日新報などに侵略戦争を賞賛する文章を掲載し、1944年に国民動員総進会(太平洋戦争を賞賛する団体)の顧問などを務めたことから、叙勲が取り消された。
閣議決定を経て大統領の裁可を受ければ、年内にも19人に対する叙勲取り消しが確定する見通しだ。
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