ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ
ペ・ヨンジュンは、「後輩の育成」という夢がこのドラマにつながったと語った。日ごろから子どもたちの教育に強い関心があり、特にエンターテイナーを養成する専門学校を作りたいと考えていたところ、パク・チニョンも同じ考えだと知り、意気投合したという。
『ドリーム・ハイ』は、ペ・ヨンジュンとパク・チニョンがそれぞれ筆頭株主の芸能事務所、キーイーストとJYPエンターテインメントが共同制作する。スターを育成する芸術高校を舞台に、出身や環境が異なる若者たちが才能を見つけスターとして成長していく過程を描く。
この日はペ・ヨンジュンが1年3か月ぶりに公の席に登場するとあり、ドラマ制作発表会としては異例の大規模で準備された会場には、内外信取材記者と500人余りの海外のファンが詰め掛けた。日本、香港、台湾などから訪れたファンのために、通常のドラマ発表会とは異なり、<SanE>、<T-ara>、<miss A>ら人気歌手によるステージ、ブレイクダンス公演などが準備され、日本語の同時通訳も行われた。
ペ・ヨンジュンはドラマについて、「トップスターを夢見る子どもたちが主人公」だと強調し、彼らが成長過程で感じる悩み、葛藤(かっとう)、反抗、希望を歌とダンスで表現することに重点を置いたと説明した。ストーリーを引っ張っていくことは新人俳優たちだが、「ドラマではリアリティと真実味が必須だと思う。実際に歌って踊る子たちが主人公でなければいけないと考えた。しっかりやってくれるはずと信じている」と期待を寄せた。
ペ・ヨンジュン自身も、ドラマの舞台となる芸術高校の理事長役で特別出演する。ドラマ出演は、2007年のMBCドラマ『太王四神記』以来、4年ぶり。理事長は鋭い感覚と先見の明を持つ人物で、隠れた才能を見出すため、学校設立以来初めてオーディションを開催し、異なる成長背景をもつ子どもたちを入学させる。「才能豊かな子が思い切り夢を広げることができるよう、悩み、努力する役」だと紹介した。後輩たちと撮影しながら、年は若いが熱意と才能はすばらしいと感じたと熱く語った。
歌謡界の”ゴッドハンド”パク・チニョンとの共同作業については、「もともと彼のファンだった」と明かし、「ドラマに登場する歌やダンスを表現するうえで、彼の役割は大きい」と評した。
スター自らが制作に参与するドラマとあり、『ドリーム・ハイ』は海外でも関心が高い。韓流商品としての同ドラマの可能性を、ペ・ヨンジュン自身も認めている。「最近の映像コンテンツは、境界のないクロスオーバーが主流。このドラマ自体がダンスと歌が中心なので、ミュージカルや映画にリメークする可能性は十分だ」と意欲をみせた。
一方、パク・チニョンは、ドラマを現実にしたいというのが自分の夢だと熱く語った。「本当にこんな学校があったらいいなとペ・ヨンジュンさんと考えていたのが、共同作業するに至った最大の理由」だと説明した。今でもその夢を持ち、2人でこんな学校を作ったらどうかと話しているのだと紹介した。
また、ドラマには英語教師役で特別出演する。歌手の夢をあきらめた過去があり、未来に向かいまい進する生徒たちの姿に、かつての情熱を取り戻すという役どころだ。
自身を「新人俳優です」と自己紹介し、とても緊張していたが、「ペ・ヨンジュンさん、先輩役者のオク・テギョン(自身の事務所に所属するグループ<2PM>のテギョン)さん、チョン・ジフン(自身が育てた歌手兼俳優のRain(ピ))さんに勇気をもらい、(役者に)挑戦することになった」と話した。これまで自身が教えてきた子どもたち以上に何もできないということが1番こたえたとし、「短い時間に自分ではない別人になるのはとてもやりにくかった」と振り返った。
ペ・ヨンジュンからは、ドラマのなかで自分を演じればいいとアドバイスをもらったという。「最大限に自分を自然に表現すればいいと言ってくれたことで、大きな力を得た」と話した。このドラマの最大の収穫は、「仕事が終わり一杯飲める友、ペ・ヨンジュンという良い友を得たこと」だと満足感を示した。
役者出演だけでなく、音楽とダンスの監督も務める。オリジナル・サウンド・トラックの制作にも参加し、4曲を作曲した。今の流行に後れず先を行き過ぎず、という点をポイントに、子どもたちがスターになっていく過程を写実的に盛り込むようにしたと説明した。
音楽プロデューサーとして成功する秘けつを尋ねると、「歌手のことを、ともに音楽を愛する仲間だと考えることが、これまでうまくいった理由ではないか」と照れ臭そうに答えた。
『ドリーム・ハイ』は来月3日から毎週月、火曜日、KBS第2で放送される。
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