パク・シニャン の最新ニュースまとめ
犯罪に隠された『サイン』を解き明かす法医学者の活躍を描いた同ドラマで、パク・シニャンはカリスマあふれる天才法医学者のユン・ジフンを、キム・アジュンは情熱的な新米の法医学者、コ・ダギョンを演じる。
3年ぶりのドラマ復帰となるパク・シニャンは、「久しぶりにストーリーがいいドラマにめぐり合えた。200本の脚本を読み、完成度の高い『サイン』を選びました」と出演の背景を語った。
パク・シニャンは2008年、SBSドラマ『風の絵師』に出演した際、高額の出演料をめぐる議論に巻き込まれた。ドラマ制作社協会は高額出演料を要求したパク・シニャンの無期限出演停止を決め、同協会に所属する制作会社の作品への出演を禁じた。『サイン』の制作会社は同協会に加盟していない。
パク・シニャンは空白期間、「いろいろなことをした」と話した。特に時間を費やしたのは、脚本を読むことだった。『サイン』については、「難しく、触れたくないことを描いているが、ほかではできない話に挑戦したドラマ」だと紹介した。
2~3か月前から役作りのため、数多くの遺体を目にした。元旦も解剖室で夜を過ごした。最初はパニック状態で、家に帰っても何もできず、頭の中で衝撃的な場面ばかりが浮かんできたという。
だがパク・シニャンは、この作品を通じ人生の大切さに気付いたと話す。「普段は生きるということがどれほど美しく、幸せなことなのか考えられませんが、毎日がうれしいということの意味に気付きました。それを視聴者の皆さんに少しでも伝えることができればと思います」。
ヒロインのキム・アジュンが演じるコ・ダギョンは、ついつい遺族に感情移入し、ミスだらけの新米解剖医。気難しい完璧主義者の先輩ユン・ジフン(パク・シニャン)に怒られてばかりだが、情熱と根気で事件を解決に導く。
映画『カンナさん大成功です!』などでは内向的なキャラクターを演じたが、今回はがらりと変わった。「今までの作品より叫んだり、怒るシーンが多く、自分さえ慣れていない演技をしています」と話す。
演技の変化を意図したわけではなかったが、「メディカル捜査」というジャンルの特性のため、これまでの演技とは違うスタイルが必要だった。法医学者という特殊な職種を演じるため、解剖関連の論文や学会誌を参考にし、解剖にも立ち会った。あらかじめ関連資料に目を通したため、思ったよりは驚かなかったという。
キム・アジュンは、型にはまったエリートの姿ではなく、誰もが持つ人間的な面を見せようとしたと話す。「普通のメディカル捜査ドラマは捜査に集中します。『サイン』でもそんな様子が描かれますが、なぜ捜査をするかにより焦点を当てます。解剖医の人間的な面もたくさん見られると思います」と紹介した。
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