【ソウル4日聯合ニュース】3月の世界選手権大会に出場する女子フィギュアスケートの金妍兒(キム・ヨナ)が4日、マネージメント会社を通じコメントを発表。「これからは自分が望む演技をリラックスしてすることが最大の目標です。それがわたしに力を吹き込む原動力になっている」と語った。これまでは結果について考えすぎ、演技への負担や心配が多かったとしながら、これからは少しでも気持ちを楽に、観衆と呼吸を合わせて演技したいと述べた。
 今季グランプリシリーズなどに出場しなかった金は、日本で3月に開催される世界選手権に絞り込み、昨年10月から米ロサンゼルスで練習に励んでいる。新プログラムはショートプログラム(SP)がバレエ音楽「Giselle(ジゼル)」、フリーは「アリラン」など韓国の伝統音楽を編曲した「Homage to Korea」を準備している。
 SPは「自分がジゼルになってさまざまな感情が織り交ざった演技を見せる。強烈さ、愛らしさ、悲しさなどさまざまな姿を感情を込めて披露する」と紹介。フリーについては「これまで挑戦したことのない韓国的な音楽。より韓国的なところを盛り込みたい」と説明した。また、今回のプログラムはこれまで自分を応援し声援を送ってくれた人たちへの恩返しでもあるとし、「感謝の心を演技で表現するため努力している」と伝えた。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0