金妍兒は「ゆっくりとプログラムの完成度を高め、調子を上げてきた。十分な時間が残っていたため、完ぺきに準備することができた」と話した。フィジカルトレーニングはもちろん、プログラムの完成度を高めることに集中しているという。グランプリシリーズに出場しなかったものの、アイスショーに出演したため、競技の面では心配していない。「準備が完ぺきだと結果も良いはず」だと強調した。
「アリラン」など韓国の伝統音楽を編曲した新しいフリープログラム「Homage to Korea」に対しては、「韓国的ながら現代的に表現しなければならない。しかも、フィギュアスケートに調和させるのが難しかった」と説明した。韓国的なしぐさよりは、感情的な表現に集中していると話した。ショートプログラムの「Giselle(ジゼル)」は音楽を聞いて気に入り、1回で決めたという。音楽に盛り込まれたいろいろな感情をうまく表現したいと意欲を見せた。
この2つのプログラムは技術的に前シーズンと大きな差はないが、「Homage to Korea」はファンに送る感謝の意味を込めており、心構えが特別だと話す。
ブライアン・オーサーコーチと決別し、新たなパートナーに迎え入れたピーター・オペガード氏については、「相性がとても良い」と話し、満足感を示した。オペガード氏は自信を与えるアドバイスを惜しまないスタイルだが、練習は厳しいと明かした。
また、このところジャンプの不振などに苦しんでいる「ライバル」の浅田真央に対しては、、「五輪の後のシーズンはどの選手にとっても心理的につらい。皆が今、そういう時期を経験していると思う。世界選手権で対決することになるが、準備したものをすべて見せることができれば、満足いく結果が出せるだろう」と語った。
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