【ソウル10日聯合ニュース】2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)と2016年夏季五輪が開催されるブラジルのリオデジャネイロで、両大会に備えた先端コントロールルームがリオデジャネイロ市庁に設置され、サムスン電子が大型モニター(LFD、Large Format Display)80台、最新液晶モニター236台、液晶テレビ、発光ダイオード(LED)バックライト搭載テレビ34台を提供した。
 コントロールルームは、中南米最大規模のビデオウォールを備え、ブラジル政府が市政府の下に置かれる30の部署を調整・管理する。市内各地に設置されている200余りの監視カメラの映像が高画質画面で24時間映し出され、交通や治安などの問題を予防。非常事態への速やかな措置も可能だと、サムスン電子は説明している。
 同社映像ディスプレー事業部ディスプレー戦略マーケティングチーム長のキム・ジョンファン専務は、「2014年W杯と2016年五輪の開催地ブラジルで、世界最高の技術力が集約されたサムスンの大型モニターを設置することになったのは、非常に大きな意味がある」と評した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0