Rain(ピ)=(聯合ニュース)
Rain(ピ)=(聯合ニュース)
日本の北海道・札幌で開かれている第62回さっぽり雪まつりで11日に行われたチャリティー公演「K-POP FESTIVAL 2011」に出演した、俳優兼歌手のRain(ピ)。公演の後、ダンサーたちと食事をともにしながら、このようなステージはとても楽しく、また大切なものに感じられると、充実感を語った。

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 ことしでデビュー10年目。1982年6月生まれのRainは、韓国式の年齢の数え方では30代となった。ことしは軍入隊も控えており、除隊後は米国でアジア俳優として勝負したいという未来の計画も明かした。

 以下は一問一答。

――昨年はギャンブル説などさまざまなデマに苦しめられた。
「人は誰でも試練にぶつかり、打ち勝った者だけが幸福になれる。自分の中の計画の大きさからすれば、この程度の試練は克服できるものだ」

――2002年のデビューから、これまでどんな挑戦をしてきたか。
「一から十までが挑戦だった。全体を100とするなら70が成功、30は逃したものもあったが、振り返ると、運の良いことにたくさんのことを得ることができた。歌手としてMTV授賞式でグランドスラムを成し遂げ、米国でTIMEの100人にも選ばれた(2006年にTIME誌「今年最も影響力ある100人」に選定)。映画『サイボーグだけど大丈夫』(2006年)がベルリン国際映画祭で受賞もした。20代が眠らずにむちを打った時間だったとすれば、軍隊に行ってから、30代は自分に余裕をあげたい」

――昨年末、歌手兼プロデューサーのパク・チニョンが代表理事を務めるJYPエンターテインメントが、Jチューンエンターテインメント(Rainの所属事務所)の筆頭株主となった。自身を育てたパク・チニョン氏と再び手を取ったことになるが、その背景は。
「約束を守ったものだ。2人とも夢をかなえ、いつか相乗効果が狙える何かをしようと話していた。教え子であるわたしをパートナーと認めてくれたチニョンさんを尊敬している。わたしも『MBLAQ(エムブラック)』をプロデュースしているが、彼らを認めることは大変だ。チニョンさんから学ぶことは今も多い」

――秋ごろ軍に入隊するそうだが。
「入隊までは勉強をしたい。英語と中国語の勉強を再び始めたところで、ギターも習うつもりだ。2006年に米国市場に初めて挑み、5年かけて花が開いたところだが、この時期に(軍入隊による活動中断で)空白が生じることは、悔やまれる部分もやはりある。今もハリウッド映画2作品のオファーを受けているが、受けることができず残念だ」

――除隊後の計画は。
「米国市場に自分を放り込むつもりだ。米国に滞在し、アジア俳優、韓国俳優としてまともに勝負してみたい。アジアの歌手が米国で成功する可能性は希薄だが、有名映画会社、配給会社の支えがあるなら、俳優としては挑戦してみるだけのことがあると思う」

――最近はアイドルグループが韓国音楽市場をリードしているが、どう思うか。
「10年前には自分もアイドルだったんだなと(笑)。自分よりもっとダンスがうまく格好いい人たちがどんどん出ているし、人は新鮮さを好むものなので、ずっと船を乗り換えていくつもりだ。わたしは『替えのきかない人にならなければいけない』という言葉が好きだ。後輩たちには、後に今の思い出を懐かしむつもりならただ楽しみ、生涯の職業と考えているなら勉強するようにと言いたい」

――海外進出の先陣を切った身として、アジアでのK-POPブームに達成感を感じているのでは。
「韓流はバブルがはじけ、定着したと思う。アジアでは歌で勝負できるのでとてもありがたく、素晴らしいことだと思う。これからはK-POP歌手が自らを管理し、その流れを維持していかなければならない」

――映画「レッドマフラー(仮題)」に出演が決まったが。
「韓国で戦争が始まるという仮想のシナリオで、戦闘機のパイロットを演じる。戦闘機に乗る練習をしている。今月末にクランクインする」

――中年になったRainを想像するとしたら。
「うんと年を取ってから、テレビでタキシード姿で踊りたい」

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