ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ
KBSメディアが13日に明らかにしたところによると、「ドリームハイ」は日本のデジタルコンテンツ配信会社デジタルアドベンチャーと、テレビ放映権とDVD販売契約を結んだのに続き、台湾、シンガポール、カンボジア、ベトナムでも販売契約を結んだ。日本には昨年大ヒットしたドラマ「チュノ~推奴~」より高値での販売となったという。
デジタルアドベンチャーは同ドラマを共同制作するキーイーストの日本子会社で、優先交渉権を保有していた。KBSメディアによると、メーキング映像や出版、各種マーチャンダイジング(商品計画)などほかの事業権販売に関する交渉も行っている。
人気俳優ペ・ヨンジュンと多くのスターを育てたプロデューサー兼歌手のパク・チニョンがクリエイティブ・プロデューサーとして参加した「ドリームハイ」は、企画段階から次世代韓流ドラマとして注目を集めた。2人のコラボレーションという話題性に加え、2PMのテギョンとウヨン、miss Aのスジなど多数の人気アイドルの出演が話題を呼んだ。キーイースト関係者は「歌とダンスは国境を越え共感を呼びやすい題材。さらに『ヨン様』という名前のため、日本での関心は高かった」と伝えた。
日本マーケティングを念頭に置いたロケも行われた。第10話の日本修学旅行編では、デジタルアドベンチャーが経営する韓国料理店「高矢禮(ゴシレ)」の名古屋店が登場した。
ただ、放送前の海外販売は順調とはいえなかった。ペ・ヨンジュンの登場シーンが少なく、主要キャストに知名度のある韓流スターがいないためだ。KBSメディアは、放送分を見てもらってから交渉を開始する販売戦略を展開し、契約につなげた。
韓国での放送は折り返し地点を過ぎ、良い成績を残している。懸念の声が出ていたアイドル歌手俳優の芝居は期待を上回り、同時間帯の視聴率トップをキープ。こうした点も、アジア市場での販売にプラスとなった。KBSメディア側は「内容的にも明るくて軽いドラマを好むアジア市場で、美男・美女が登場し、ブームとなっているK-POPを題材にしたことが有利に働いた」と話した。既存の韓流スターではなく、K-POPブームの中心となっているアイドルグループを全面に出したことが、むしろ新鮮な魅力になったということだ。
KBSメディアは現在、中国やタイなど6~7カ国と販売交渉を進めている。さらに今後は、中東や南米地域にも販売地域を拡大する計画だ。
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