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「『悲しき恋歌』は、ヨン様の『冬のソナタ』を凌駕する波及効果をもたらす可能性があります」

来たる5日午後9時55分から放送されるMBC水木ドラマ『悲しき恋歌』のユ・ヨンチョルPDは、去る3日、ソウル シルラホテルで記者会見を開き、このように強調した。『悲しき恋歌』は、主役の一人として決まっていたタレントのソン・スンホンが昨年、兵役回避問題で降板、代わってヨン・ジョンフンがキャスティングされ、放送前から話題となっていた作品。

ユPDは、「シットコム(シチュエーション・コメディ)で、能力を認められているイ・ソンウン作家の卓越した感覚によって、日本の興行コードである純愛がうまく表現されている」と強調。『悲しき恋歌』は先ごろ、韓国で放送される前に、フジテレビに約5億円ほどで売却されている。

イ・ソンウン作家は、これに対し「輸出などの商品性は考えず、純愛を浮き彫りにできる装置にはどういったものがあるか、ということについて悩んできました」「韓国でも日本でも、いい結果が出ることを願っていますが、完成度の高い作品と評価されたいです」とコメントした。

『悲しき恋歌』の共同投資社であるキム・チョンハクプロダクションのパク・チャンシク制作理事は「『悲しき恋歌』は、企画段階から、日本をターゲットにし、韓流熱風を引き継いでいくつもりで企画した作品」「シナリオでも切ない愛を強調するように気を使い、マーケティングにおいても、俳優と制作社の一糸乱れぬチームプレイで、日本に放送権を売却することができた」と明らかにした。

『悲しき恋歌』は、劇中で親友関係のソ・チュニョン(クォン・サンウ扮)とイ・コヌ(ヨン・ジョンフン扮)が、パク・ヘイン(キム・ヒソン)をめぐって起こす恋物語を、アメリカのニューヨークと韓国を舞台に描いている。制作陣は、主役が皆、音楽関係の仕事をしており、アーティストたちの熾烈な人生をも見せることになると、付け加えた。。

数十億ウォンの制作費をかけて全20話に作られる『悲しき恋歌』は、しかし、既存のドラマで何度も扱われてきた“男女の三角関係”と“純愛”という素材から大きく逸していない。このため、ぐっと高くなった韓国の視聴者のレベルと、『冬のソナタ』中毒からまだ抜け出せていない日本の視聴者を同時に攻略できるかどうかが今後注目される。

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