【ソウル21日聯合ニュース】中東とアフリカ地域最大の国際兵器見本市(IDEX)が、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで現地時間20日に開幕。韓国からはサムスンタレスやLIG Nex1、ハンファ、韓国航空宇宙産業(KAI)など17社が出展し、戦術電子情報の収集装備や海洋監視システム、K11複合型小銃、T50訓練機などを披露した。防衛事業庁が21日に明らかにした。
 見本市に参加した国防部の李庸傑(イ・ヨンゴル)次官をはじめ韓国軍と企業関係者は、会場を訪れたUAEとアフリカ政府関係者らと会い、交流・協力強化について協議した。
 アブダビ首長国のムハンマド皇太子は韓国館を訪問し、IDEXに参加した韓国政府に謝意を表明。また、KAIが開発したT50、攻撃型戦闘機(FA50)などに関する説明を受け、関心を示した。訓練機導入事業を進めているUAEは、2009年2月に優先交渉権者にイタリアの企業を選定したが、交渉は難航していると伝え荒れる。ムハンマド皇太子はLIG Nex1のブースも訪れ、海上監視システムなどについて説明を受けた。同社関係者はムハンマド皇太子に対し、UAEへの生産設備建設と世界を視野に入れた事業の展開を提案した。
 1993年に初開催され、ことしで10回目を迎えるIDEXは、米国や英国、ドイツ、中国など世界73カ国・地域約1000社が参加し、24日まで開かれる予定だ。

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