韓国プロ野球30周年記念行事、日本に支援金伝達も

【ソウル29日聯合ニュース】韓国野球委員会（KBO）は28日夜、プロ野球創立30周年を記念するレセプションをソウル市内のホテルで開催した。
　金泳三（キム・ヨンサム）元大統領、文化体育観光部の鄭炳国（チョン・ビョングク）長官、歴代KBO総裁や韓国プロサッカー、プロバスケ、プロバレーの連盟総裁らのほか、海外からも日本野球機構の加藤良三コミッショナー、台湾・中華職棒大連盟（CPBL）の趙守博コミッショナーが出席した。米大リーグのセリグ・コミッショナーもビデオメッセージを寄せた。
　行事では、30年間の足跡を盛り込んだビデオの上映などが行われた。在任中に3度プロ野球の試合で始球式を行うなど、野球と縁が深い金元大統領も祝辞に立った。
　また、KBO初代事務総長の李容一（イ・ヨンイル）サンバンウル副会長、プロ野球チーム監督を歴任し2000年シドニーオリンピックで韓国代表監督としてチームを銅メダルに導いた金応竜（キム・ウンリョン）サムスン・ライオンズ顧問、ワールド・ベースボール・クラシックで韓国代表監督を務めた金寅植（キム・インシク）ハンファ・イーグルス顧問に、韓国プロ野球の発展に貢献した功労をたたえ記念品が送られた。
　またこの日は、KBOが東日本大震災の復興支援金として8球団とともに募金で集めた1億ウォン（約731万円）を、武藤正敏駐韓日大使に伝達した。