金選手と記念撮影をする猪谷委員=19日、ローザンヌ(聯合ニュース)
金選手と記念撮影をする猪谷委員=19日、ローザンヌ(聯合ニュース)
【ローザンヌ19日聯合ニュース】日本の猪谷千春・国際オリンピック委員会(IOC)委員は19日、4月にモスクワで行われたフィギュアスケート世界選手権で獲得した賞金を東日本大震災の被災者支援の義援金として寄付した金妍児(キム・ヨナ)選手に謝意を伝えた。
 金選手は2018年冬季五輪招致のプレゼンテーションで候補都市の江原道・平昌をアピールするためスイス・ローザンヌを訪問している。世界選手権では銀メダルに輝き、賞金2万7000ドル(約220万円)を被災地の子どもたちのために使ってほしいと国連児童基金(ユニセフ)韓国委員会に伝達した。
 猪谷委員は同日、ローザンヌ市内のホテルに設置された平昌の広報ブースを訪れ、金選手に「義援金が日本国民に大きな力になった」と、感謝の言葉を述べた。

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