ユン・ジミン=(聯合ニュース)
ユン・ジミン=(聯合ニュース)
「武術にはちょっと自信があるんです」――。
 朝鮮3大武人といわれる白東修(ペク・ドンス)の一代記を描くSBSドラマ「武士白東修」で、刺客集団「フクサチョロン」のメンバー「地(チ)」を演じる韓国女優のユン・ジミンが176センチの長身を生かしたアクションで視聴者をくぎ付けにしている。

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 ドラマ「チュノ~推奴~」でも刺客役で登場し、剣を振り回したが、今回は相手を死の寸前まで追い込み脅かしながら目的を達成する高難度の剣術を披露している。
 劇中で、「地」の役割は大きい。フクサチョロンではナンバー2の地位を占めている上、フクサチョロンの権力者「天(チョン)」(チェ・ミンス)、白東修の師匠のキム・グァンテク(チョン・グァンリョル)との三角関係も見どころだ。

 また、「地」には年頃の娘がいるが、娘の父親が誰なのかはベールに包まれている。ユン・ジミンにとって母親役は初めて。「いきなり大きな娘がいる母親役を演じることになり最初は当惑しましたが、うまくやってみようと思います」。
 このように、「地」は複雑で微妙な感情を表現しなければならない役だが、基本的にほかの女性の登場人物とは差別化されている。大学でスポーツモデル学を専攻し、スポーツなら自信があるというユン・ジミンは、刺客役は女優がそう簡単に演じ切ることができないため、やりがいを感じているという。

 ユン・ジミンはモデル出身で、海外進出を夢見てフランスで過ごしたこともあったが、29歳のときに映画「モノポリー」のヒロインに抜てきされ、女優デビューを果たした。その後、映画だけでなくドラマ、演劇にも出演したが、デビューのときほどスポットライトを浴びることはなかった。
 「どうすれば演技力をより豊かにし、高めることができるかについて常に悩んでいます。人気にはとらわれていません。デビューが遅かった分、休まずに多くの作品に出演したいです」。

 興味深いストーリーや魅力的なアクションシーンで「武士白東修」の視聴率は上昇中だ。ユン・ジミンは、「地」には秘密が多く、「その秘密を追いかけながらドラマを見るのも一つのポイント」だと紹介した。

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