【春川聯合ニュース】江原道は9月まで運行する予定だった「韓流観光列車」を来年3月まで延長運行する方針を18日、明らかにした。
 同列車は京春線複線電鉄の開通と韓国訪問の年を記念し、観光客誘致のため昨年12月25日に運行を開始した。ソウルと春川を毎週土・日曜日に2回ずつ運行している。
 これまで54回運行され、韓国人5885人と外国人5362人の計1万1247人が列車を利用した。搭乗率は平均80%を上回っている。家族連れや日本人観光客から「冬のソナタ」など韓流ドラマのロケ地として知られる南怡島などの観光コースが注目を集めたためとみられる。春川から近い華川郡の丸木舟祭りやトマト祭りなどと連携した観光コースも関心を呼んだ。
 同道は10月からは第3トンネルや乙支展望台など非武装地帯(DMZ)の安保観光地をはじめ、俳優ソ・ジソブの写真などを展示している「ソ・ジソブギャラリー」と連携した新規の観光コースを設定する予定だ。
 同道の朴容玉(パク・ヨンオク)環境観光文化局長は「外国人観光客の誘致に向けた特色のある観光商品を開発し、育成したい」と話した。

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