映画「ただ君だけ」、監督が主演ソ・ジソブを絶賛

【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優ソ・ジソブと女優ハン・ヒョジュの主演映画「ただ君だけ」（原題）の記者会見が20日、ソウル市内で行われた。
　報告会に出席したソン・イルゴン監督は主演2人について、「2人でなかったら映画は始まることも終わることも難しかっただろう。現場で2人は100点満点で100点以上だった」と絶賛した。

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　ソン監督はソ・ジソブについては、「完璧主義者で、映画のために献身する人。手首にけがをしたが気を使わせず、アクションシーンが多いのに代役は一度も立てなかった。撮影前に万全な準備をしていた」と褒めた。
　同作品は暗い過去のためリングを去ったボクサーのチョルミン（ソ・ジソブ）が、視力を失っていくジョンファ（ハン・ヒョジュ）と運命的な恋に落ち、命がけの試合に挑むというストーリー。10月6日に開幕される釜山国際映画祭のオープニング作に決まっている。

　会見でソ・ジソプは「悲しいメロドラマなので撮影が難しかった。次はロマンチックコメディーがしたい」と笑った。また、「ボクサー出身の役なので、撮影1か月前からトレーニングをした。撮影に入る前に手首にけがをして、撮影が厳しかった」と苦労を明かした。
　映画は10月の公開を予定している。