シン・ハギュン の最新ニュースまとめ
シン・ハギュンは主人公の天才外科医、イ・ガンフンを演じる。ドラマ出演は2003年に放送されたMBCの「ナイスガイ」以来となる。
8日にソウルで開かれた制作発表会に出席したシン・ハギュンは8年ぶりに出演するドラマとして「ブレイン」を選択した理由について「斬新さにひかれた」と説明した。
韓国では一度も制作されなかった「脳」を素材にしたドラマに興味を持ったという。医療ドラマとしての見どころだけでなく、ロマンスや1人の若者の成長物語などが調和していることにも魅力を感じた。
シン・ハギュンが演じるイ・ガンフンは韓国一の医大を卒業後、総合病院の神経外科の専門医になった人物。自他ともに認める実力派の医師だが、医術よりも自身の成功に執着する。幼少時代の貧しい生活がトラウマとなり、成功に執着するガンフンは、正反対の生い立ちを持つソ・ジュンソク(チョ・ドンヒョク)と競争する過程で敗北するが、キム・サンチョル(チョン・ジニョン)という立派な医師に出会ったことで真の医師に成長していく。
成功に対する激しい欲望を抱く人物という点で、「白い巨塔」の主人公、チャン・ジュンヒョクと似ているのではないかという質問には「ほかのキャラクターとの差別化のためにわざわざ努力している部分はありません。『ブレイン』のイ・ガンフンという役に集中しています」と答えた。
役作りため、ドラマの撮影開始前に数回にわたり脳腫瘍(しゅよう)の手術見学した。医療ドラマに出演することは決して簡単な挑戦ではなかった。
撮影量も多いため個人的に多くの時間を投じなければならない。睡眠不足にもなる。普段の生活で行われるような対話のシーンなら台本を読んで現場で合わせることもできるが、ガンフンのせりふはすべて頭の中に叩き込まなければならない。新しい台本が出るたびに「これをどうやって全部覚えるのか…」と途方に暮れ、眠れない日もあり、少しやせてしまったという。
シン・ハギュンは「ブレイン」を通じて、人間の根源的な感情「欲望」を表現したいと語る。「ガンフンがどのように変化し、どのように欲望をコントロールしていくのかをうまく表現したいのです。人間の欲望がうまく表れるよう演じてみせます」と意気込みを見せた。
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