記者会見であいさつするファンボ・グァン氏=10日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見であいさつするファンボ・グァン氏=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】大韓サッカー協会の技術委員長に就任した元大分トリニータ監督のファンボ・グァン(46)氏は10日、ソウル市内で記者会見を開き、「韓国サッカーが世界ランキング10位内に入るよう、一つずつ準備していく」と抱負を語った。
 韓国代表出身のファンボ氏は1995年から2年間、大分で活躍した。引退後、2005年に大分の監督に就任。その後は育成部長と副社長を経て2009年、4年ぶりに監督復帰した。今年はKリーグ・FCソウルの監督に就任したが、4月に辞任。大韓サッカー協会の技術教育局長を務めていた。
 ファンボ氏は「技術教育局長として示した韓国サッカーの下絵を完成させてほしいとの要望だと理解し、技術委員長に就くことにした」と話した。
 韓国サッカーについて、「新たな100年の準備しなければならない時期だ」と強調。アジアを超え、世界サッカーをリードするためには変化と革新が求められると指摘した。
 2001年から3年間、大分U-18の監督を務めたファンボ氏は少年サッカーへの支援を強化する考えも示した。来年から、小学校リーグで8人制サッカーを定着させる方針だという。

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