【ソウル聯合ニュース】韓国の社団法人・北韓人権市民連合は21日、スイス・ジュネーブで23日に「北朝鮮人権・難民問題の国際会議」を開催すると明らかにした。
 ヒューマン・ライツ・ウォッチなど国際人権団体と共催するもので、北朝鮮の政治犯収容所や韓国人拉致問題を取り上げ、国連の各国代表や非政府組織(NGO)代表らに北朝鮮の人権問題に対する結束を訴える。
 会議では政治犯収容所に28年間収監された北朝鮮脱出住民(脱北者)のキム・ヘスク氏が、収容所の残酷な実態を証言する。また1969年に発生した北朝鮮による大韓航空機ハイジャック事件の被害者家族が事件の真相を説明し、国際社会の関心を促す。
 同会議は北韓人権市民連合主催で1999年にソウルで初開催。その後、国際人権団体と共同主催する形で日本、チェコ、ポーランド、英国などで開かれた。

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