Rain(ピ)が損害賠償請求を提訴　米ツアー中止などで

2006年～2007年にかけて実施したワールドツアーのうち米国公演など16公演ができなかったため損害を受けたとして、歌手兼俳優のRain(ピ)がツアーを総括していた企画プロダクション相手に総額40億ウォン（2億6900万円）の損害賠償訴訟を起こしていたことが22日までに分かった。

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　Rainは今月4日、ソウル中央地裁に提訴。現在、審理が行われているという。訴状などによると、同プロダクションは2006年、ワールドツアーの手付金など100億ウォンを当時Rainが所属していたJYPエンターテインメントに支払い、米国や中国などで計35回の公演をする契約を結んだ。ところが、このうち米国ハワイなど16回の公演を行えなかった。

　同プロダクションはRainという商標に問題が生じたため米国公演などができなかったと、RainとJYPエンターテインメントを相手に損害賠償訴訟を起こした。同訴訟は今年2月に大法院（最高裁判所に相当）が原告敗訴の判決が出された。現在、入隊中のRainは今回の訴訟で、プロダクションの訴訟によってイメージを傷つけられたとも主張している。