【ソウル1日聯合】5月31日に実施された統一地方選挙で、ハンナラ党が圧勝を確実にした。16の広域自治体首長選では、最低でも11カ所、最大で13カ所での勝利が予想されている。これに対し与党・開かれたウリ党は全羅北道での当選を確実にしただけにとどまった。また民主党は全羅南道と光州市の2カ所で勝利が予想されている。接戦となっている大田市では、1日午前1時現在開票率は51.5%で、ハンナラ党の朴城孝(パク・ソンヒョ)候補が44.3%、ウリ党の廉弘チョル(ヨム・ホンチョル)候補が41.2%とハンナラ党がややリードしており、済州道では開票率90.5%でハンナラ党の玄明官(ヒョン・ミョングァン)候補が41.4%、無所属の金泰煥(キム・テファン)候補が42.4%と予断を許さない状況となっている。
 ソウル市長選ではハンナラ党の呉世勲(オ・セフン)候補が60%を超える得票率を確保し勝利宣言を出し、ウリ党の康錦実(カン・グムシル)候補は午後10時過ぎに会見で敗北を認めた。

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 このほかの地域では、京畿道がハンナラ党の金文洙(キム・ムンス)候補がウリ党の陳大済(チン・デジェ)候補と2倍以上の格差をつけ優勢のほか、ハンナラ党は釜山市で許南植(ホ・ナムシク)候補、蔚山市で朴孟雨(パク・メンウ)候補、江原道で金振ソン(キム・ジンソン)候補、忠清北道で鄭宇沢(チョン・ウテク)候補、忠清南道で李完九(イ・ワング)候補、慶尚北道で金寛容(キム・グァンヨン)候補、慶尚南道で金泰鎬(キム・テホ)候補がそれぞれ大差をつけて当選を確実にしている。

 民主党は光州市で朴光泰(パク・クァンテ)候補、全羅南道で朴ジュン瑩(パク・ジュンヨン)候補が優勢。ウリ党は全羅北道で金完柱(キム・ワンジュ)候補が有力となっている。

 230の基礎団体長選挙でも、134選挙区でハンナラ党が優勢となっており、圧倒的な強さを見せた。民主党が19選挙区、ウリ党が17選挙区で優勢となっているが、ウリ党の不振が目立っている。

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