一風変わったタイトルだが、メンバーらは「一回り成長した姿を見せようと、スコット・フィッツジェラルドの小説をモチーフにアルバムをつくった」と紹介した。
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メンバー自身も、プロデューサーから説明された時はピンとこなかったようだが、フィッツジェラルドの小説を読み、その感性をくみ取った。チョ・グォンは「これまで歌ってきた曲の歌詞は、ストレートに感情を表現するような感じだった。新譜の歌は小説『グレート・ギャツビー』のギャツビーに似ている。別れた後も、表には痛みを見せず、心の中で苦しみ続ける感じ」と説明した。
アルバムは、タイトル曲「君も僕のように」をはじめ計6曲を収録。歌手フィソン作詞の「僕のものだったのに」も含め、ほとんどが別れの痛みを切々と伝える。唯一、メンバーのチャンミンが作詞作曲した「愛してる、愛してる」は、結婚式でのお祝いとして、またファンのために歌うための曲に仕上がった。
これまでR&Bやダンスなどもこなしてきたが、今回はバラード曲だけで編成されている。「私たちができることのうち、一番うまくできることを見せたかった」とジヌン。『2AM』だけのカラーをしっかり印象付けようという覚悟がにじんでいる。さまざまなアーティストと一緒に作業し、楽曲だけでなく、スタイルやコンセプトにも気を配った。その結果、「『一回り成長した』と自信を持って言えるのではないか」(スロン)。
「1年半の間は個人活動が多く、それぞれ忙しかったが、それでもやはり、一番力を得られるのは2AMとして活動するときではないかと思う」(チャンミン)と、「2AM」での活動に意欲を見せた。
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